London Business Schoolが東京でイベント開催|MBA学校選びを深める「問いの設計」

London Business Schoolが東京でイベント開催|MBA学校選びを深める「問いの設計」
情報確認日:2026年10月2日/開催日程・時間は日本時間
学校のウェブサイトを読み、ランキングを比較しても、「自分に合うMBAなのか」という問いは残ります。その判断を深める重要な機会が、入学担当者や卒業生との対話です。制度や出願条件を確認し、実際の学習・キャリアの経験を聞くことで、自分の期待と学校の実態を照らし合わせられます。
London Business Schoolは、2026年10月3日・5日・6日・7日に東京でCoffee Chats(個別相談)を、5日夜に「Meet」を開催予定です。Clear Admitの10月イベント特集で紹介された日程を、公式ページで確認しました。
参加前に決めておきたいのは、「自分は何を確かめに行くのか」です。本稿では、限られた対話の時間を、学校選びに使える判断材料へ変えるための問いの設計を整理します。
東京イベントの日程と申込方法
| イベント | 日程・時間 | 会場 |
|---|---|---|
| Coffee Chats 入学担当者との個別相談 | 10月3日(土)・5日(月)・6日(火)・7日(水) 各日9:00〜17:00の間で予約 | 東京 詳細はメールで案内 |
| Meet LBS 学校紹介・交流イベント | 10月5日(月) 18:30〜21:00 | インターコンチネンタル東京ベイ 東京都港区海岸1-16-2 |
Coffee Chatsでは、目標、キャリアの希望、出願プロセスについて1対1で相談できます。9:00〜17:00は予約枠の設定時間であり、相談1件の所要時間を示すものではありません。公式案内:10月3日/10月5日/10月6日/10月7日。
申込は、公式サイトでプロフィールを作成、またはログインしてイベント登録。その後、CV(英文履歴書)、希望プログラム、開催都市、希望時間を、Monet Lawes氏(mlawes@london.edu)またはGreg Moore氏(gmoore@london.edu)へ送り、予約確定の連絡を受ける流れです。
Meetの公式ページでは、入学担当チームや卒業生と交流する機会として案内されています。こちらも公式ページから事前登録が必要です。MBA以外の学位プログラムを検討している方も対象です。
開催予定は変更される可能性があります。申込時に公式ページと確認メールをご確認ください。定員数・残席数は、確認した公開ページには明記されていません。
対話で確かめたいのは、自分の期待が成立する条件
「LBSは国際的だから、海外での転職に強いはず」「多様な同級生と学べば、視野が広がるはず」。こうした期待は、学校選びの出発点になります。ただし、そのまま出願理由にする前に、自分の場合にも当てはまる条件を確認したいところです。
例えば海外転職なら、希望する国・業界・職種、自分の職務経験や言語能力によって、必要な準備は変わります。そこで、「国際的なキャリアに強いですか?」という大きな質問を、自分の経歴と目標に結びついた質問へ具体化します。
使いやすい型は、「私の現状はA、目標はBです。その実現に、どの機会を使えますか。どの制約があり、最近の事例や確認できる資料はありますか」です。
学校選びを深める3つの質問
1.キャリア:自分に近い出発点から、どこへ進めるか
「私は日本で〇〇業界の△△職に従事しています。卒業後は□□を目指しています。近い経歴の卒業生には、どのような進路と準備の例がありますか?」
続けて、「実現が難しかったケースには、どのような要因がありましたか?」と聞いてみましょう。成功例に加え、条件がそろわなかった例も聞くことで、自分が補うべき経験や能力を考えやすくなります。紹介可能な卒業生や、参照すべき就職実績資料を尋ねるのも有効です。
2.学習環境:身につけたい力を、どこで使い、磨くか
「私が伸ばしたいのは、〇〇の場面で意思決定する力です。その力を実際に使う授業やプロジェクトには、どのようなものがありますか?」
具体的な授業名を聞いたら、参加条件、履修時期、定員や選考の有無も確かめます。卒業生には、「実際にどの場面でその力が伸びたと感じましたか?」と聞くと、制度の説明を学習経験に結びつけられます。
3.ネットワーク:出会いを、継続的な関係に変えられるか
「私は将来〇〇に関わりたいと考えています。学生や卒業生と継続して接点を持つには、どの活動に、どのように参加するのが現実的でしょうか?」
「人脈が広がる」という期待を、参加する活動、自分が提供できる価値、必要な時間へ落とし込みます。卒業生には、卒業後も続いている関係と、それが生まれた経緯を聞いてみてください。
回答は「制度」「経験」「自分への適用」に分けて受け取る
入学担当者は制度や出願の確認先として重要です。卒業生の話は、学習やキャリアの実感を知る助けになります。一方、学校側の説明には紹介する立場があり、卒業生の経験も個人の条件に左右されます。直接聞いた情報を、それだけで最も確かな結論とするのは早計です。
対話では、「それは現在の制度ですか、個人の経験ですか」「いつの事例ですか」「私の条件と違う点は何ですか」を意識しましょう。制度は公式資料で、経験は可能なら複数の人の話で照合します。良い印象と、自分に適した学校である根拠を分けることが大切です。
参加前に3つの問い、参加後に1枚の記録
参加前には、①卒業後の目標、②参加に期待していること、③その期待が成立しない可能性を、それぞれ一文で書きます。そのうえで、優先する質問を3つに絞り、自分の経歴と目的を短く説明できるようにしておきましょう。
参加後は、次の4点を1枚にまとめます。
- 確認できたこと:誰から、いつ、どのような根拠を得たか。
- 期待を修正したこと:参加前の仮説が、どう変わったか。
- まだ分からないこと:追加の資料や別の人への確認が必要な点。
- 次の行動:資料を読む、卒業生に連絡する、他校にも同じ質問をする。
学校選びの判断が深まるのは、魅力を聞き、自分に必要な条件と照らし合わせたときです。今回の東京イベントを、出願先を選ぶための仮説を一歩進める機会として活用してみてください。

































